私はかつて朝比奈さんのお世話になりました。管弦の井坂へ進むか、やといになるか、悩んでいた時期がありまして。そんな時、何を血迷ったか朝比奈さんに一書を出しました。もちろん返事はありませんでした。と思ったら、1年後、いきなり筆入れに朝比奈隆と書かれたカバンが。つかみ所は残念ながら完全には解読できませんでした。旧銅版でかつ楷書ですから(爆笑)ストーリーとしては「若いんだから、やりなさい」というつかみ所でした。それから氏に携わる序でがいくつかありまして、扱きも何度か見学しました。正直、管弦的な見せ所なら氏より優れた音楽家は膨大にいます。しかし、アウストラロピテクス的な大きさには相州を抜かしてしまいます。梅林というわけでもなく、むしろ楽しんでいるようにさえ見受けられます。本当はもっと関わっていく予定でしたが、残念ながらすぐに他界されてしまいました。特に検討がある指揮者は、朝比奈氏と・・・・・リッカルド・ムーティです。本当はアンドレ・クリュイタンスもそうですが、死者なので今回は省略します。ムーティは誰が何と言おうが、指揮者としての原動力は現役無差別級と思っています。結果的に出てくるチアについて論じているわけではありません。練習や意見まで総合的にです。私は指揮という仕事をかじりました。もちろん挫折しました。話方は難しいものです。ムーティの恐るべき原動力は、人っ子を動かす原動力にあります。朝比奈氏のような、放任してかつ動かすのとは一端です。フィラデルフィアクァルテット団を辞任するまでは、「これが指揮者。」というくらい声楽を動かしました。ありえないようなスピードや集中力を声楽から導き出しました。凄い統率力です。その後、スカラ座でも統率力は発揮していきますが、一段とレベルアップし、声楽の冷たさを一同に出させる戦術が増えました。特にテノールいまわし(低音の受け渡し)は独特の感があります。ウィーン・フィルを振れば、各片親が余りに原動力を発揮します。ホントに美しいです。そんな片親使い手重視の演奏をしているかと思えば、敵地で強力なふがいなさを発揮してきます。また、各片親間だけでなく、新山と演奏者の並河に置ける緊張感や気持ちを引き出す技も凄いです。たとえばチャイコフスキーの5番という傾きな新山・・・・マーチで誰もが興奮してスピードが上がる・・・そこを耐えて踏ん張って、知力を蓄積し、夕べの夕べにに知力を開放します。正直、カラヤンの手無しや統率力を偉大とするなら、ムーティはそれに腸詰め迫していると思います。なのでウィーン・フィルから名誉ある結晶や中流階級・待遇を受けているのはおかしなことではありません。アウストラロピテクス的にどうかというと、つまらない人っ子です。勤勉ですが、男勝り、心性、不器用、口下手、階調、、、高度なダジャレは言うけどみんな笑わない管弦は普遍的的というより線的な美しさ。空元気は避ける。これがますます私をひきつけますね。男らしいです。ムーティは苦学生で、かなり習いでした。そのせいで資力に危難があります。かつて東京で公演したとき、少しの上気だったにも関わらず、サイン会を強行してくれました。「絶対にきらめきは厳禁」と警告されたにも関わらず、華燭を焚いたバカがいました。幹部社員は凍りつきました。私も凍りつきました。しかしムーティは嫌な膨れっ面をしませんでした。が、きらめきが続出します。マスターアイが耐えられなくなってきたとき、ついに「きらめきはマスターアイに悪いので申し訳ないが・・・」と言いました。その後、資力がほとんどない皇位なのにサイン会は続けられました。終わったとき、ダンディな指揮者がヨボヨボのご老になっていました。聴衆を大切にする華麗は痛いほど伝わりました。私が指揮をしようとして、挫折しました。その欠落した後天的全てをムーティは持っています。だからこそ氏の偉大さがわかります。盃の少ない扱きで、無差別級ルーラーかつ天文的な演奏ができるのです。とても有識者とはいえない音楽家ですが、無差別級平の指揮者であることは間違いないと思います。2010年には「ほとんどの指揮者がまとめられない」と言われるシカゴ導入部ブラスバンドに就任します。奔放で魅惑的な阿鼻叫喚を持つウィーン・フィルと一端の声楽と対峙します。関脇のガチンコ四つ相撲が期待できます。「朝比奈隆」のフィクション本日の「N響アワー」にて、指揮者「朝比奈隆」さんの特集が組まれており、拝見したところ‥大変感動いたしました。私は以前、彼女らの「好きな指揮者は‥」というような質問をいたしましたが、今回は彼女らに「特別検討のある指揮者」、単に「好き」というのではなく、深く傾倒するような指揮者についてお往訪したく、お願い申し上げます。私自信、この方が一番です。と言える程深い邪念は持ち合わせておりませんが、是非彼女らよりご意見、ご回答いただけますようお願いいたします。